ご挨拶

 本校は、親鸞聖人ご生誕750年にあたる1923年に、真宗大谷派帯広別院および十勝管内の真宗大谷派寺院の方々のご尽力により、前身である帯広大谷女学校として創立されました。以降、1956年には幼稚園を開園、1960年には短期大学を開学し、十勝唯一の総合学園として、今日に至っております。
 高校は、約70年間、十勝の女子教育機関として、地域の高等教育の発展に大きな役割を果たしてまいりました。1993年には男女共学へ移行し、部活動の活性化や進路指導の充実など、時代に合った様々な改革を行ってまいりました。そして、昨年度創立100周年の節目を迎え、エアコン完備の新校舎を建設いたしました。今後も教育施設・教育内容ともに充実させ、さらなる飛躍を目指してまいります。
 帯広大谷高校は、親鸞聖人の本願念仏の御教えを建学の精神とし、生徒一人ひとりの豊かな個性を伸ばし、価値観が多様化する時代において、逞しく生きていける力、社会に貢献できる人の育成を目指しています。
 また、思いやりと感謝の心を持ち、いのちの尊さを大切にする、情操豊かな人になることを学校の目標に掲げています。学業と課外活動を両立させ、心身ともに健全な生徒を育てることを教育の柱としています。
 私たち教職員は、みなさんのやる気と努力を全力でサポートいたします。自分の未来を切り拓き、将来の夢の実現を目指しましょう。

                   2024年4月1日
 帯広大谷高等学校
校長 小野 茂