卒業生の河﨑秋子さんが直木賞を受賞しました!
1997年度卒に本校を卒業(文理コース3期生)した河﨑秋子さんが「ともぐい」で第170回直木賞(2023年下半期)を受賞しました!第167回(2022年上半期)「絞め殺しの樹」に続けての2回目の候補選出で受賞となりました。
明治後期の北海道の道東の山で、獣そのものの嗅覚で獲物と向き合う猟師熊爪が主人公。冬眠をしない穴持たずの熊、盲目の少女、そしてロシアとの戦争に向かう時代変化の全てが熊爪の運命を狂わせてゆくストーリーとなっております。
河﨑さんは1979年根室管内別海町生まれ。本校卒業後は北海学園大学へ進学。ニュージーランドで1年間羊の飼育を学び、帰国後、酪農を営む実家で羊飼いをしながら小説執筆に取り組んでいました。
なお、上記2作品を含む、川﨑さんの全9作品を1月22日(月)の放課後から貸し出します。ぜひご利用ください!