「大谷塾掃除道 感謝について」

「大谷塾掃除道 感謝について」

 昨日、いつものように学校の掃除をしながら、皆で会話していた時の話の内容で「『感謝するレベル』をどんどん下げていくことが重要なのではないか?」というものがありました。つまり、大きなことばかりに感謝するのではなく、小さなことに感謝する生き方を大事にする。例えば、毎日掃除ができていることに感謝。クラス全員が登校できたことに感謝。(コロナ化はクラス全員が登校することすら難しかったです。)
 当たり前に学校に来て勉強できていることに感謝。送り迎えやご飯の準備をしてくれる親に感謝…のように、普段当たり前すぎて、感謝していない小さな部分を探して、どんどん感謝していくことができれば、心にゆとりが生まれ、他人に優しくすることができるようになり、周りの人々を幸せにできるのではないか。さらに言えば、周りの人が幸せになれば、皆が自分に親切になって、自分も幸せになれるという、最高の循環が生まれるのではないか?
などといって、盛り上がっていました。

「感謝」には大きく2種類あるのではないでしょうか?
1つ目の感謝は、何かもらったり、してもらったときに沸き起こる感謝。つまり、「直接的な感謝」。
2つ目の感謝は、自分の見えていない部分で行動してくれていることへの感謝。つまり、「間接的な感謝?」とでも言えばいいのでしょうか。
 特にこの2つ目の感謝をいかに持てるかが、人間力を大きくするのだと思います。2つ目の感謝は、直接的ではないので、意識しないとまったく気づきません。ですが、実はよくよく考えるとこの「自分の見えていない部分で行動してくれていること」のおかげで、今の自分があるのだと気づかされます。

 日々掃除をしていると、そんなことに気づかされました。皆さんはどう思いますか?

2024年08月26日